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80歳で「長く生き過ぎた」と言わせる社会、それが今の日本の姿?

とあるテレビ番組にて、長年エンジニアとしての人生を歩んできた80歳のお爺さんが紹介されていました。 数年前に奥さんを亡くし、それからは一人暮らし。 80歳を過ぎたあたりから体にもガタが出始め、定期的に病院に通うように。 年金支給額は約12万円/月。家賃で6万円が消え、自己負担額が増した医療費も支払い、光熱費などの諸経費を引くと… 最終的に幾ら残るのかは容易に想像できる。 お爺さん自身もさすがに暮らしていけないと思い、最も重い家賃を減らそうと引っ越しを決意するも、不動産業者からは「紹介できる物件はありません」の一言。 まさに、AERA 2015年 9/14 号で特集された「都会で老いるコストとリスク」、そのものだった。 番組で見た内容そのままの記事も見つけた。もしかすると、この再放送だったのかもしれない。 2015年06月11日 (木) 視点・論点 「高齢者の住まいの貧困」 NPOほっとプラス代表理事 藤田孝典 民間賃貸住宅は再開発などの影響から、安いアパートなどが次々に改装され、改装後の家賃は高額に跳ね上がっています。そして、低所得者でも借りられる低家賃の賃貸住宅があったとしても、身寄りがない高齢者を積極的に受け入れてくれる大家や不動産屋は少ないといえます。 高齢社会にともない、居室内で起こる孤立死も増加しています。部屋のなかで、入居者が亡くなり、事故物件になってしまうことを嫌う傾向も強くなっています。そのため、身元保証人や連帯保証人がいない低所得の高齢者が借りられる住居が少ないのです。 要するに、公営住宅が足りず、民間賃貸住宅も高家賃化や高齢者排除の動向があります。だから高齢者が住まいを確保することが困難になりつつあるのです。 そのため、住まいがない状況で、…