DIYガイガーカウンタ製作日記その3。

DIYガイガーカウンタ製作日記その2の続き。 事あるごとに線量計で家の周りを測るの、メンドくさいんですよね。 勝手に計測してくれて、リアルタイムに自動的にグラフ化してくれて、線量が上限の閾値を超えたら警告してくれる線量計があると、楽に安心して生活できるなぁ…。 リアルタイムに可視化した空間線量データ そんな動機で作り始めて、リアルタイムに可視化するとこまで完成。 Safecastにデータ提供するだけだと、他の大量の観測データに埋もれてしまうのと、特定地点の線量の増減がよく分からないので、お馴染みXivelyを使います。データ量によらず無料なのが良い。 KeenIOのライブラリを使うと簡単に綺麗なグラフが描けるんですが、月当たりの送信可能データ量上限が決まっているので、今回は泣く泣く諦めることに。 コードの解説 Xivelyにデータ送信する部分のコードは以下です。実際は自前のevent trigger/handlerを間に挟んでいますが、送信部のみ抜粋しました。 class XivelyEventHandler(IEventHandler): """ The instance should be registered to event trigger for data update. This uploads any data to xively cloud service. Args: api_key: API key ID provided by xively.…

10年前の転職体験記。就職先を決めずに辞めたあの頃は、若かった…。

10年勤めた会社を今月辞めます。残すところ1日となりました。 10年前に転職した時、もう他へ行くことはないだろうと思っていたのに、3.11起きるわ事業傾くわ不正会計問題起こして事業再編しまくるわ、人生何が起きるか分かりませんね…。 今回のは次回の転職体験記に回して、この記事は10年前の体験記になります。これ思い返すと、ホント住宅ローン組んでる場合じゃないわ…。 転職を考えている人に、少しでも役立つ情報となれば幸いです。 転職の動機 10年前、転職を考えた動機は、当時の会社で直属のプロジェクトリーダーが心を壊して休職するまでを目の当たりにしたことと、サブリーダーを務めていた自分に次のリーダー職が回ってきそうだったこと。 当時参画していたプロジェクトに限らず、心の健康を害して休職となったメンバーが全体の1〜2割程度いて、更に予備軍もいるという状態でした。 平日は夜遅くまで、土日も出る人多かったしなぁ… 自分含めて。 まずは転職サイトのエージェントを味方につける 転職を決意したら、その動機が後ろ向きであれ前向きであれ、まずは転職サイトにアカウント登録し、エージェントを味方につけることからスタートするのが良いです。 孤独な戦いになることも多いと思うので、まず最初にその道のプロを味方にすると、とても心強い。 どこから漏れるか分からないので、職場の同僚には相談しない。と言いながら、外注さんには思いっきり相談してたけど。 エージェントに愚痴る エージェントと面談すると、まず最初に転職の動機を聞かれます。当たり前ですが。 初対面な事もあって身構えてしまい、猫かぶった前向きな動機を話しがちですが… 相手はプロなので、そんな誤魔化しは通用しませんでした。愚痴大会になります。 でもそれは悪いことではなくて、誰でもそこからスタートするんだそうです。当時お世話になったエージェントの方が教えてくれました。愚痴から本音を汲み取って、本来自分が望む働き方や、やりたいことを実現するための手助けをしてくれます。 後ろ向きな理由だからと尻込みせず、まずは相談という名の愚痴聞き大会を開催しましょう。 余剰資金を確保する…

DIYガイガーカウンタ製作日記その2。

DIYガイガーカウンタ製作日記その1の続き。 前回はSparkfun製ガイガーカウンタから得たcpm値をuSv/hに変換してprintするとこまでだったので、今度はこれをSafacast API経由でSafecastサーバに送信してみます。 検討は過去記事空間放射線量データを公開しているSafecast。REST API経由で定点観測データを自動送信するには?でほぼ完了しているので、あとは組み合わせるだけです。 import requests from datetime import datetime from serial import Serial # Sparkfunガイガーカウンタを接続したシリアルポートを開く port = Serial("/dev/tty.usbserial-AK05C8NQ", baudrate=19200) while True: # cpm値の部分だけ抜き出す cpm = int(port.readline().decode("ascii").split()[0]) # uSv/h換算 usv = cpm * 0.00812 print("{:.2f}[uSv]".format(usv)) # 計測した線量値をSafecastのHPから登録する際のやり取りをgoogle chromeでキャプチャした結果を使う data = { "measurement[…

家計簿担当必携アプリ、マネーフォワードのススメ。

連携できる金融機関の数がものすごいのと、操作感がとても軽快で、その上、家計資産レポートや家計診断、支出ランキングを月ごとに報告してくれる、過保護なくらい親切な家計簿アプリです。 家計簿マネーフォワード-自動連携で簡単 人気の無料家計簿無料(2016.09.14時点)Money Forward, Inc.posted with ポチレバ 無料ではあるけれど、アプリ内課金があるのでご注意。月額500円で全機能が使えます。 そんなMoney Forwardの便利機能の一つ、レシート読み取り機能の精度に感動したので、ちょっとだけご紹介。 このレシートを読み取ってみます。 結果はこうなりました。日付、支出額、お店の名前やカテゴリに至るまで、見事正解です。 お次はちょと特殊なフォントのまきばレストランのレシート。 これもしっかりと読み取ってます。すごい…。 次はちょっと意地悪して、公共料金支払いレシート。値段が書かれていません。 「11」って、どこから読み取ったんだ? でもちゃんと店名や日付はしっかりと読み取れている。すごい。 だいぶ前に、Money Forwardとは別のアプリでレシート読み取り機能を使ったことがあるんですが、その精度はまぁ酷かった…。 入力し直す手間の方が大きかったので、そのアプリはいつの間にか使わなくなりました。 しかし、このMoney Forwardのレシート読み取り機能は、読み間違えることがほとんどありません。溜まっていたレシート20枚程度を数分で入力し終わりました。 金額入力するのがめんどくさくて家計簿が続かない人にオススメです。…

転職と家探し時期が被ったときに注意すべきこと。住宅ローン審査で効いてくるポイント3つ。

私:「(某大手の)T社を今月退職するんですよ〜」 ふとした縁で、営業感皆無の、不動産知識と経験豊富な某不動産会社支店長さんと知り合うことになり、軽いノリで始まったお家選び。 休日に家族総出で、その支店長さんに案内されて新築物件を見に行こうとした矢先に、世間話のつもりで転職することを口に出してみた。 支店長:「え”っ…」 おや? いつもの支店長さんのホンワカ空気が変わった。後で聞くと、隣にいた妻も感じたという。 住宅ローン審査で効いてくるポイント3つ 具体的な購入スケジュールも決めていない、いいのがあったら考えてみるか程度の意識だったこともあり、全く勉強してこなかった住宅ローンに関すること。 家を買うくらいの金額を貸す銀行など金融機関の立場になって考えてみれば当然のことで、住宅ローンを組む際に効いてくるポイントとしては以下の3つ。 勤続期間 収入の安定度合い 勤務先企業の知名度 というより規模か 上の順序で並べたのは意味があります。関係者数人に聞いて回った感触だと、優先度はこんなもんでした。そして、転職の話題を振ったときの支店長さんが醸す空気は、これで理解しました。 勤続期間 勤続期間が短いと、住宅ローン審査はまず通らない。例えば1ヶ月とか。 最低でも3ヶ月分の給与明細が必要で、半年分の収入が記載された源泉徴収票があると尚良し。 2〜3年勤務した後の源泉徴収票があれば、まず落ちることはない。次の収入の安定度合いにも依りますが。 収入の安定度合い 勤続期間が長く、その間安定して収入を得ていれば、審査に通る可能性は更に高くなる。 逆に、例えば自営業で毎月の収入が安定しないようだと、審査に通るのは厳しいんだそうで。 勤務先の企業規模 審査に通る通らないではなく、…

DIYガイガーカウンタ製作日記その1。

sparkfunにて購入。人生初の個人輸入です。 ガイガーミュラー菅にLND-712を採用したやつになります。 決済したあとで、sparkfunから調査というか、質問が飛んできました。 「何の目的で本製品を購入したのか?」「自分以外の誰かに譲渡する予定はあるか?」なとなど。 raspberry pi zeroを買ったときは何も聞かれませんでしたが、発生源ではないにせよ、放射線が絡むと輸出入の規制が厳しいのかな。 で、無事届いた製品の外観がこれ。 自宅に定点観測所が欲しいと、かなり以前から考えていたこともあり・・・ 空間放射線量データを公開しているSafecast。REST API経由で定点観測データを自動送信するには? Raspberry Pi Zeroセットアップでするべき事4つ。 SparkFunのSEN-11345をcpm単位で空間線量を返すように修正してみる。ついでに、OSXでmakeする環境整備も。 早速仮組みして、超簡易的にですが、完成してしまった。 上の記事の通り、ガイガーカウンタにはcpm(カウント毎秒)単位で計測データを返すように修正したソフトを書き込み済みなので、USBシリアル経由で出力するその文字列をPythonで少し加工してuSv/h単位に変換してやる、というコードです。 from serial import Serial port = Serial("/dev/ttyUSB0", baudrate=19200) while True: cpm = int(port.readline().decode(…

地域通貨での初仕事? 学研電子ブロックを修理するついでに色々遊んでみました。

ずいぶん前に興味あってチェックした覚えがあるけど、手を出していなかった学研電子ブロック復刻版。 復刻新装版 学研電子ブロック EX-150posted with カエレバ 学研ステイフル 2014-10-04 Amazonで購入楽天市場で購入 昭島の地域通貨ネッコで、この電子ブロック自体が故障しているのか、使い方が悪いのか検証してほしいというお願いがきました! 遊んでみたかったのでお役に立てるならと、二つ返事で引き受けて早速説明書を読んでみると… 子供向け学習教材と侮るなかれ、かなり本格的な内容にびっくり。 48個の電子回路ブロックを組み合わせることで、150種類の回路が作成できてしまいます。説明書の内容もかなりマニアックで、個人的に思ったのは、電子工作経験者だけど電子回路の基礎をあまり真面目に勉強してこなかったから、改めて勉強し直したいという、ある意味不真面目な大人(要するに自分のような)向けの教材なんじゃないかと思いました。 復刻版と付いているのはそのせいか? とりあえず、受け取ってすぐLEDが光ることは確認できました。 続いてラジオ回路の製作。 …何も聞こえない。 スイッチをいれても本当に何も聞こえないのでおかしいなと思い、使用したブロックを一個一個裏返してチェックしてみると… ありました。 ハンダが浮いてしまい、回路が繋がらなくなっていました。 念のため他のブロックも全部チェックしましたが、剥がれていたのはこれ一つのみ。 ハンダを少し盛って付けてやると、ちゃんとラジオが聞こえました。とはいえ、超小音量なので、聴覚検査か?! ってくらい耳をすませる必要がありましたが・・・。 夏風邪っぴきの4歳の娘による検査を受ける図です。 しかし、このブロックの構造からして、やっぱり子供向けではない気がするなぁ・・・。ちょっと乱暴に扱ったらすぐハンダが剥がれそう。少なくともウチの4歳児には触らせられないと思い、完成品のチェックのみして頂きました。 でも、楽しかった。…

SparkFunのSEN-11345をcpm単位で空間線量を返すように修正してみる。ついでに、OSXでmakeする環境整備も。

電子工作ではおなじみのSparkFunが出しているガイガーカウンター、SEN-11345。すごく気になる…。 コンパクトなガイガーミュラー菅には、LND712を使用している上、ArduinoでおなじみのATMega328を搭載しているんですよね。以下のArduino Pro Miniと動作周波数も同じです。 Arduino Pro Mini 328 3.3V 8MHzposted with カエレバ スイッチサイエンス Amazonで購入楽天市場で購入 というか、このArduino Pro Mini、以前庭先の自動水やり機を作った時の余りが手元にあるんですよね。 でもって、Geiger Counter用コードがGithubにpushされていると。 ハード構成は色々違うはずですが、このGeiger Counter用コードがArduino Pro Miniで動くのか試してみたくなりました。 OSXでMakeする Arduinoのソフトウェアは基本的にArduino IDEで開発するので、Geiger Counterのように素でMakeする環境はちょっとハードル上がります。 個人的には、マウスでボタン押してソフトウェア書き込みするより、全ての作業がコマンドラインで完結している方がやりやすい。 でもOSXのターミナルでMakeするには、色々と下準備が必要です。 Arduino IDEをインストールする avrコマンドへのパスを通す Arduino Pro Mini上で動作させるためのMakefile修正 cpm単位で値を返すようにGeiger Counterのソースコードを修正する これで、OSX上でMakeできる上、make programコマンドでボードへのソフトウェア書き込みもできてしまいます。…

My発電所、再稼働。

太陽が元気なこの時期に、バッテリトラブルにより太陽光蓄電を止めていました。 何があったかというと… グラフを見れば一目瞭然。 太陽光パネルの発電量は問題ないのに、8月8日あたりから蓄電池の電圧が回復してくれない! これはおかしいと思い、2V×12個の蓄電池を一つ一つ調べてみると… 1個だけ極端に電圧が低いのを発見。ほとんどの蓄電池は1.8〜2.1Vを示すのに対し、この個体だけ1Vを切りそうな状態でした。 NPO法人 非電化地域の人々に蓄電池をおくる会の鈴木さんに相談すると、これは異常とのことで、即交換してくださいました。対応が早い…。 つい先ほど再稼働したので、ボットも元気に呟いてくれることでしょう。 バッテリトラブルにより10日間停止していましたが、再稼働しました。直近データが少なくて、グラフが寂しい限り…。https://t.co/MiDVBVVHKe pic.twitter.com/B31yKozvNh— solar_monitor (@mybot_athome) 2016年8月26日 ちなみに、今のシステムだと200Vクーラーは稼働できないのですが、窓に取り付けるタイプで1500W以内なら何とか動かせるかなぁ。窓枠が完全密閉できないから虫が入ってくるとか、防犯上不安があるとか、色々とマイナス情報多いけど… どうなんでしょ。 CW-1616-WS コロナCORONA 窓用エアコン(冷房専用・おもに4~6畳用) CW-F1616WSの一般ルート向けモデルposted…

Raspberry Pi Zeroセットアップでするべき事4つ。

raspbianインストール手順は公式ページにあるので、そちらを参照するとして…。 実際に使える状態に持っていくためにすべき事をまとめておきます。 X起動をやめる 独立電源でスタンドアロンで働いてもらうので、重い&消費電力デカイXは不要。 Raspberry Pi ZeroのMini HDMIを適当なディスプレイに繋いで起動して、ターミナルから以下のコマンドを実行し、再起動すると、めでたくXを無効にできます。 $ sudo systemctl set-default multi-user.target $ sudo reboot 以前は/etc/initrdの設定を変更していたはずですが、今後は組みこみLinuxも軒並みsystemdになっていくんですかね。 キーボードレイアウトを日本語109に変更する 英語101キーボードを使っている人には関係ないですが、自分は日本語109キーボードを使っているので、設定しないと記号入力がとても不便。 以下のようにします。 $ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration 使っているキーボードそのものズバリな機種はもちろん存在しないので、適当にDellとかのJapaneseキーボードを選択してやると、ちゃんと動作します。 ネットワーク(無線LAN)に繋ぐ Zeroという名の通り、Zeroには何も付いてません。Raspberry Pi 1/2/3には普通にあったEthernetポートですら…。 ということで、後々楽チンな無線LANを設定します。 生産終了しちゃってますが、バッファロー製のwli-uc-gnという無線LANドングルは、何も追加インストールせずに動作しました。 BUFFALO Air Station NFINITI…